チェスキークロムロフでエゴン・シーレの展覧会やってた。ここは彼のお母さんの出身地らしい。それにしてもこのポスターも、貼り方もかっこ良すぎる。やっぱり街並にあってる。自画像にもよくあるこの『手のポーズ』はやはりちょっといっちゃっている…というか精神的に病んでた人らしい。絵から見ても分からなくもない。シーレの歴史がたくさん展示してあった。彼は28歳でスペイン風邪にかかって死ぬ。その3日前に、彼の子を宿した出産間近の妻が胎児ごと死んだ(1918年)というのが印象的だった。シーレは妻の姉ともデキていたらしい。ちなみに彼と仲が良かった(師?)クリムトも同じ年にスペイン風邪で死んでいる(享年55歳)。モデルになった女性を次々に愛人にしたとか。そういうのを知るとちょっとひく。でもその経験があるからああいう生々しいタッチの絵が描けたんだろうけど。100年経っても絵が認められているのはプライベートとユニバーサルな活動は違うという事か(最終的には違わないけど)その人の歴史を知るって興味深い。ある意味「愛人が文化」を創ったという事か〜「不倫は文化」と言ってた人が非難を浴びたが、良い悪いとかでなく「そういう事もあったね。終わり。」…みたいな。個人的にはただ『観る』ほうでいきたいね。終わり。
あ、でもすみれは美しすぎる!石田純一やったね。終わり。